南越前町、10月から開庁時間を1時間15分短縮
南越前町、10月から開庁時間を1時間15分短縮

南越前町役場は10月から、働き方改革の一環として開庁時間を午前9時から午後4時半までとし、1時間15分短縮する。職員の勤務時間は変わらず、閉庁により確保された時間を政策立案や研修などにあて、業務の効率化を図るとしている。県内の市町で、開庁時間を短縮するのは初めて。

対象と時間変更の内容

現在の開庁時間は午前8時半から午後5時15分。10月1日からは本庁舎のほか、今庄、河野両事務所、教育委員会事務局で時間短縮を実施する。電話の受付時間も同様に変更する。

一方、住民サービス向上のため、毎月第2、第4火曜は町民税務課の窓口を午後6時半まで延長し、証明書の発行や納税相談などに対応する。

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職員の勤務時間と期待される効果

職員の基本的な勤務時間は午前8時半から午後5時15分で、10月以降も変わらない。これまでは開庁前の準備や閉庁後の片付け、打ち合わせなどには時間外勤務で対応してきた。開庁時間を短縮することで、時間外労働の削減や空調費などの経費節減が期待できるという。

検討の背景と調査結果

開庁時間短縮に向け町は今年2月、検討チームを発足。3、4月に実施した調査では、来庁者の86%が午前9時から午後4時半に来ていたことがわかった。また、マイナンバーカードの普及で、証明書の発行がコンビニやオンラインで申請可能となったことなどから、発行件数は2022年から3年で30%減少。窓口での発行に限ると42%減少し、開庁時間を短縮しても影響は少ないとみている。

町の担当者は「働き方改革で魅力ある職場作りにつなげ、職員の確保を図りたい」としている。

県内他自治体の動き

開庁時間の短縮に向けた動きは、県内の他の自治体でも広がりつつある。敦賀市では今年度中の実施、越前市では27年度中に試行も含めた実施に向け、それぞれ協議している。福井市や坂井市でも検討を進めるという。

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