イオンモール熊本で妻亡くした男性、初めて内部へ「走れば5秒だった」
イオンモール熊本で妻亡くした男性、初めて内部へ

熊本地震後に爆発事故が発生した商業施設「イオンモール熊本」(熊本県嘉島町)で、妻(当時39歳)を亡くした男性(30歳代)が28日、初めて施設内に入った。男性の妻は、施設に入居するアパレル店で店長を務めており、事故後、1階の従業員用出入り口まで約10メートルの場所で見つかっていた。

初めての内部確認、妻の発見場所は天井が落ち鉄骨がむき出し

男性によると、イオン側の案内を受けながら内部を確認した。妻の発見場所は、天井が落ち、鉄骨がむき出しになっていたという。終了後、男性は「走れば(出口まで)5秒だった。悔しさと悲しさで感情がぐちゃぐちゃになった」と声を詰まらせた。

妻の誕生日には墓前でロウソクをともす

数日前の妻の誕生日には、男性は墓前に線香の代わりにロウソクをともして祝った。「2か月たっても何も変わっていない。毎日帰ってくるような気がするし、(亡くなった)実感がない」とも語った。

爆発事故は地震から約1時間20分後に発生し、専門店の従業員7人が犠牲になった。