京都市バス、乗客乗せたまま回送運行 再発防止策実施中にマニュアル違反
京都市バス、乗客乗せたまま回送運行 再発防止策中に違反

京都市バスで今月13日、運転士が車内点検を怠り、乗客を乗せたまま回送運行していたことがわかった。6月の同種事案を受け、再発防止策を実施中に起きた不祥事で、市交通局は「改めて車内点検の徹底を図り、再発防止に努める」としている。

終点で点検せず回送に切り替え

市交通局によると、西日本JRバスに運行を委託している路線の一つ。13日夜に終点の「山越中町」(右京区)に到着した際、男性運転士がマニュアルに定められた車内点検をせずに回送に切り替えた。

車庫がある梅津営業所(同区)に向かう途中の赤信号で、運転士が車内で寝ている女性の存在に気付いた。同社は女性に謝罪し、公用車で終点まで送り届けたという。

6月の女児置き去り事案からの再発防止策

別の営業所で6月、車庫の車内に女子児童を置き去りにする事案が発生。近畿運輸局から行政処分を受けた市交通局は、指さし確認の徹底など点検強化を実施していた。

今回の事案は、その再発防止策が徹底されていない中で起きたもので、市交通局は再発防止に向けて改めて点検の徹底を図る方針を示している。