熊本地震で被害の大きかった熊本県八代市や宇城市を中心に、堤防や護岸の機能が低下している恐れがあるとして、県は水防警報の基準水位を引き下げ、国土交通省とともに注意を呼びかけている。
地震で堤防に亀裂、基準水位を引き下げ
県によると、地震の影響で被災地の河川の堤防に亀裂が確認された。このため八代市、宇城市、氷川町の9観測局で氾濫危険水位を12~84センチ引き下げるなどし、水防活動を早めに開始して地域住民への警戒を促すこととした。堤防が沈下した可能性もあるとして、特に沿岸部では注意が必要という。
沿岸部では地盤沈下も確認
国交省によると、八代市の沿岸部では地震後に地盤が約20センチ沈降した。満潮の時間帯を中心に浸水や冠水の恐れがあり、16日にかけては大潮の時期にあたるため、警戒を求めている。



