北海道江別市の公園で2024年、千歳市の大学生長谷知哉さん(当時20歳)を集団暴行して死亡させたとして、強盗致死罪などに問われた当時17歳の男(19)ら2人の裁判員裁判の第4回公判が16日、札幌地裁で開かれた。被告人質問で、当時17歳の男は長谷さんへの暴行について「日常生活のストレスを発散した」と明かした。
主犯格に促され暴行に加わる
当時17歳の男は弁護側の質問に対し、「主犯格」とされる男(19)から、逃げようとした長谷さんを暴行して止めるよう促され、長谷さんの頬を殴って暴行に加わったと説明。殴る蹴るなどの暴行を計55回ほど行ったとし、男からの制裁を恐れ、集団暴行を止められなかったと主張した。
検察の質問に「やり返さないと思った」
検察側から共犯者の中でも暴行の回数が多かった理由を問われると、「(長谷さんは)やり返さないだろうと思い、ストレスを発散した」と語った。また、この日の冒頭では「無責任な暴力で命を奪ってしまい、本当に申し訳ございません。地獄のような時間を味わわせたと思います」と述べ、謝罪した。
事件の概要と裁判の行方
事件は2024年、江別市内の公園で発生。長谷さんは複数の男に暴行を受け、死亡した。強盗致死罪などで起訴された当時17歳の男と主犯格の男(19)の裁判は継続中で、今後の審理で量刑が争われる見通し。



