鉄道建設・運輸施設整備支援機構は21日、北海道新幹線の札幌延伸に向けて北海道赤井川村、仁木町、倶知安町にまたがる区間で整備中の二ツ森トンネル(12.65キロメートル)について、受注した共同事業体(JV)がコンクリートの品質管理試験で不正行為を複数回行っていたと発表した。
不正の内容
発表によると、工事を受注したのは鉄建建設(東京)など4社で構成するJV。6月に生コンクリートに含まれる空気量を測定した際、測定器の圧力調整口を操作して空気量の値を実際よりも多く設定していた。空気量が多いとコンクリート中の水分量は少なくなるとされ、水分量が基準内に収まるように調整していたという。昨年12月と今年2月にも、同様の不正行為が確認された。
今後の対応
鉄建建設は、不正が確認された明治工区(約3.2キロメートル)のコンクリートの強度や耐久性に問題がないか調査するとしている。



