お笑いタレントの友近が企画・プロデュース・主演を務めるドラマ『友近サスペンス劇場II 寝台特急「はつゆき」殺人事件』(YouTube「フィルムエストTV」で配信中)の特別上映会が21日、都内で行われた。キャストたちが作品の舞台となった能登への思いを語った。
「友近ちゃんの能登への強い思いを感じた」
同作は、友近が企画・プロデュース・主演を務める“あの頃風”サスペンスドラマの第2弾。能登復興への思いも込め、七尾市や和倉温泉を舞台に撮影された。松居直美は「友近ちゃんの能登への強い思いというのをすごく感じて、感動しました」と、目を潤ませながらコメント。撮影現場では、地元の人々に温かく迎えられたといい、「皆さんにも優しくしていただきました」と感謝した。
勝矢は、作品の背景にある友近の思いについて、「地域に還元するという形がちゃんとできているのは、すごくいいエンターテインメント」と評価。観客が声を出しながら楽しめる「ツッコミ上映」のような形で、各地に作品が広がってほしいと願った。
芝大輔、能登の満開の桜に「気持ちが明るく、強くなった」
芝は、実際の能登を見て、「まだまだ復興の途中だったりするんです」と現地の状況に言及。「これをきっかけに、また能登へ遊びに行こうという方が増えたら本当に幸いです」と語った。撮影時には、能登の桜が満開を迎えていたという。あまりに美しい光景だったため、当初は予定していなかった桜のカットを急きょ追加したことも明かし、「この桜がとにかく良すぎるし、気持ちも明るくなったし、強くなりました。能登は素晴らしいなと、より一層思えました」と回想。今後シリーズ作品をさらに制作し、様々な地域の魅力を伝えることを願った。
友近「全国で本当にやりたい」
そして友近は、このイベントの前日に、七尾市で特別上映会が行われたことを報告。上映後には指笛や大きな拍手が起きたといい、「地元の方が喜んでくださったなら、すごくいい作品を作ることができたのかな」と実感を口にした。
もともとは、友近が1980年代や2時間サスペンスへの愛情を形にすることから始まった企画。第1弾では愛媛県を舞台とし、作品を見た人がロケ地を訪れる“聖地巡礼”の動きも生まれたことから、「こういう形の地域貢献があるんだ」と気づいたという。「能登もこれから、皆さんにいろいろなところへ観光に行っていただきたいです」と呼びかけた友近。「こういう形で皆さんの地元が元気になるのであれば、全国で本当にやりたい」と今後のさらなるシリーズへ意欲を示し、「続けていけるように、自分でもいろいろ営業しまくってやっていきたいです」と力を込めた。
第1弾は、“聖地巡礼”に訪れるファンが急増したほか、劇中で紹介されたご当地商品の売り上げが倍増するなど、地域活性化にもつながった。さらに「ロケーションジャパン大賞」で審査員特別賞を受賞した。
この特別上映会は、撮影で協力を受けた七尾や能登の人々に感謝を伝えるとともに、「今作の話題が少しでも復興の一助になれたら」という思いから、七尾でスタート。東京・大阪・名古屋の特別上映会イベントで発生した収益の一部は、能登半島地震に係る義援金として寄付される予定となっている。



