京都・祇園祭は14日、前祭(さきまつり)の宵山期間が始まった。京都市中心部では、山や鉾(ほこ)が駒形提灯(こまがたちょうちん)の明かりに照らされ、幻想的な雰囲気を醸し出している。15、16両日は歩行者天国となり、露店が並ぶ予定だ。
四条烏丸周辺に山鉾が集結
四条烏丸交差点の周辺には、17日の巡行で先頭を進む長刀(なぎなた)鉾や函谷(かんこ)鉾が並び、鉦(かね)や太鼓による「コンチキチン」の祇園囃子(ばやし)が小気味よいテンポで響き渡った。訪れた観光客や地元の人々は、各山鉾の異なる囃子を聴き比べながら、夜の街を散策していた。
京都市内で今夏最高の35.9度を観測
14日の京都市は今夏最高の35.9度を観測し、猛暑日となった。日没後も蒸し暑さが続き、うちわをあおぐ見物客らが多く見られた。知人と訪れた京都市北区の会社員(60)は「山鉾によって異なる囃子が聴けるので、通りの行き来も楽しい」と話していた。
宵山の見どころと暑さ対策
宵山期間中は、各山鉾が駒形提灯で飾られ、夜の闇に浮かび上がる姿が美しい。また、鉦や太鼓の囃子が街中に響き、祭りの雰囲気を盛り上げる。しかし、猛暑日が続く中、訪れる人々はこまめな水分補給やうちわの使用など、熱中症対策が必要だ。15、16日も高温が予想されており、主催者側も注意を呼びかけている。



