福岡県戦没者追悼式、遺族ら500人が冥福祈る 戦争の記憶語り継ぐ誓い
福岡県戦没者追悼式、遺族ら500人が冥福祈る

福岡市博多区の福岡県立福岡武道館で15日、県主催の戦没者追悼式が営まれ、遺族や学生ら500人以上が参列し、犠牲者の冥福を祈った。

黙とうと遺族代表のあいさつ

式では参列者が黙とうをささげた後、遺族代表で福岡県筑後市の長瀬武夫さん(82)があいさつ。フィリピンに向かう途中で米軍に船を襲撃され、乗船していた父が戦死した長瀬さんは「世界平和のため、戦争の記憶を語り継いでいくことを誓います」と述べた。

参列者の内訳と戦没者数

県によると、申し込みのあった参列者のうち、遺族は約440人。平均年齢は、戦没者の子が84・1歳、兄弟姉妹は86・0歳となった。県内の戦没者と一般戦災死没者は計9万3299人。

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戦争体験を伝える「語り部の会」

式に先立ち、会場では戦争体験を伝える「語り部の会」が開かれた。福岡県うきは市の河内恵美子さん(83)は、学生ら約30人を前に戦争で父を亡くしたことや空襲の経験を語り、「二度と戦争をするようなことがあってはならない」と訴えかけた。

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