福岡市は18日、アルコールが検知されるとエンジンがかからない装置「アルコール・インターロック」を公用車に導入すると発表した。2006年に福岡市東区の海の中道大橋で3児が犠牲になった飲酒運転事故から20年になるのを受け、事故が起きた25日から運用を始める。
装置の仕組みと導入台数
アルコール・インターロックは、運転前に専用機器に息を吹き込み、基準値以上のアルコールを検知するとエンジンの始動信号を停止させて車を動かなくさせる。市によると、公用車に導入した実績は多くはなく、全国的に珍しい取り組みという。
設置するのは市役所や各区役所などに配備している青色防犯パトロールカー(軽貨物車)など計10台で、総額は計約31万円。基準値は法定より厳しい呼気1リットルあたり0.005ミリ・グラムに設定し、車両には設置車であることを示すステッカーを貼ってPRもするという。
市長のコメントと今後の取り組み
定例記者会見で発表した高島宗一郎市長は、事故を知らない世代も増えているとし、「風化させてはいけない。一瞬で人をあやめてしまう恐ろしい飲酒運転をみんなでなくしていくためには、毎年取り組み続けていくことが大事だ」と話した。



