環境省と消費者庁は25日、クマに襲われそうになった際に使用する「撃退スプレー」について、製品に含まれる有効成分の濃度や噴射距離などの推奨要件、使用時の注意事項を公表した。十分な効果が得られない製品が流通しているケースがあるとして「性能表示をよく確認してから購入してほしい」と呼びかけた。
推奨要件の内容
環境省などによると、スプレーの主成分は唐辛子の辛み成分であるカプサイシンで、噴射によりクマの攻撃を抑止する。製品の要件として、有効成分の含有濃度が1~2%程度あることに加え、噴射距離が7.5メートル以上、時間は6秒以上あることが望ましいとした。製造・販売業者には、性能などの表示も求めた。
注意点と対策
同省の鳥獣保護管理室佐々木真二郎室長は「流通する製品の中には対人用をクマ用と称し販売しているものもあった」と説明。必ずクマ用を購入し、遭遇時に備えて事前に使用方法を練習することも大切だという。



