千葉豪雨5日、断水続く約50世帯 給水車で水くみ 暑さに耐える生活
千葉豪雨5日、断水続く約50世帯 給水車で水くみ 暑さに耐える生活

千葉県を襲った豪雨から5日が経過した18日、断水が続く千葉市緑区小食土町では、午前8時半から市の給水車による給水活動が行われた。断水の影響を受けるのは約50世帯で、住民たちは暑さに耐えながら不自由な生活を強いられている。

断水の原因と住民の苦労

断水の原因は、県道の損壊に伴う水道管の破損だ。県の雨量データによると、約1・7キロ離れた県立土気高校では、13日午後10時40分からの1時間雨量が160ミリに達した。小食土地区の集落はやや高い位置にあり、浸水による家屋被害はないが、県道が長さ約30メートル、幅約4メートルにわたって崩落し、地中の水道管も巻き込まれた。

妻と長男との3人暮らしの男性(90)は「米をといだり、トイレや洗い物ですぐに水を使い切ってしまう。洗濯ができず、1キロ離れたコインランドリーに2日に1回通っている」と話す。市水道局は給水車を出し、給水袋を各戸に運ぶなどしている。17日には仮配管をつなぐ工事が始まり、早期復旧を目指しているが、住民の疲労は募るばかりだ。

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暑さが続く中、エアコン室外機の被害も

気象庁の予報では、18日から夏の暑さが戻り、19日以降も連日、最高気温は30度を上回る見通しだ。別の男性(86)は「早く復旧してほしい」とため息をつく。

千葉県内では、エアコン室外機の浸水被害も多発している。自宅1階が10センチほど床上浸水した柏市高柳の会社員の男性(56)宅では、庭の室外機が水につかり、内部に草や小石が入り込んだ。エアコンの冷房のスイッチを入れても、生ぬるい風を吐き出すだけとなった。「復旧作業があるのに、暑くて仕方ない」と話し、熱中症を避けるため、片付けの合間に何度も2階に上がり、室外機が高い位置にあって無事だったエアコンで涼を取っている。

専門機関の注意と電器店の対応

独立行政法人「製品評価技術基盤機構(NITE)」によると、災害で水につかった家電製品の内部には異物が付着している可能性があり、そのまま使用すれば火災につながる恐れがあるため、修理や買い替えが必要となる。

近くで電器店を営む男性(68)のもとには「エアコンが動かない」といった問い合わせが約30件あった。お盆休みが明け、「暑い中、待たせてしまって申し訳ない」と話しながら、メーカーへの在庫の問い合わせや発注を大急ぎで進めている。

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