島根県出雲市の災害ボランティア団体「ビリッキーノ」が、「令和8年熊本地震」の被災地を支援しようと、屋根瓦の応急処置に使う「アシスト瓦」を製作している。市総合ボランティアセンター(松寄下町)にストックし、被災者を励ますメッセージやイラストの記入を呼び掛けている。
アシスト瓦とは
アシスト瓦は、30センチ四方の段ボールをUV(紫外線)加工した防水シートで包んだ屋根瓦の代用品。瓦を数枚取り換える程度であれば、屋根にシートを張るよりも手軽に使えるという。
現地での活動と今後の計画
ビリッキーノは今月7~9日、熊本県氷川町でボランティア活動を実施。体拭き用のウェットタオルや消毒液などの物資を届け、被災者宅の片付け作業にも携わった。今後、アシスト瓦の必要性が高まると見込み、ボランティア活動の際にはストックしてあった約160枚を持ち込んだ。
メッセージと支援の呼び掛け
被災地支援の会合で市総合ボランティアセンターを訪れ、メッセージを記した県立大出雲キャンパスの災害研究会(DSAC)のサークル長、永瀬心優(みゆう)さん(19)は「復興は時間がかかり、大変なこともあると思うが、少しでも明るい気持ちになってもらえれば」と話した。
ビリッキーノでは次回の支援活動に向け、アシスト瓦の製作を続けている。代表で防災士の井上曜子さん(64)は「みなさんのメッセージやイラストが被災地の力になる。ぜひ協力してほしい」と支援を呼び掛ける。問い合わせは、市総合ボランティアセンター(0853・21・5400)。



