県は24日、久慈市内でクマの緊急銃猟を想定した訓練を今年度初めて実施した。県や市の職員、市鳥獣被害対策実施隊のハンター、警察官ら約50人が参加し、通報から捕獲までの手順や役割分担を確認した。
訓練の内容
訓練は、市中心部にある十文字チキンアンバーホール(市文化会館)近くの河川敷で、クマ1頭がとどまっているとの想定で行われた。通報を受けた市職員らは広げた地図を見ながら、追い払いやわなの設置では対応できないとして緊急銃猟の実施を決定。ハンターの位置や使う銃の種類を踏まえ、通行規制や避難対象とする範囲を協議した。
実地訓練と今後の展望
その後の実地訓練では、参加者が無線で連絡を取り合いながら周囲の安全を確保し、クマに発砲するまでの流れを確かめた。
県自然保護課の渡辺颯太専門研究員(27)は「市町村が中心となって現場で対応できるように、今後も訓練を重ねたい」と話した。県によると、県内でこれまでに実施された緊急銃猟は計8件。



