東京メトロは11日、地下鉄半蔵門線半蔵門駅(東京都千代田区)で、アスベストが含まれた糸くずがホームに落ちていたと発表した。清掃作業などのため、同日朝の始発から約14時間にわたり駅の営業を取りやめ、渋谷―九段下駅間の運転も見合わせた。約40万4千人に影響した。
糸くずの発見と原因
東京メトロによると、糸くずが見つかったのは9日午前6時ごろ。ホームの天井裏にある換気設備の布地部分が破れ、この換気設備と接続された空調吹き出し口から糸くず状になってホームに落下したとみられる。
アスベスト判明と対応
翌10日になって布地部分にアスベストが含まれていたことが判明した。東京メトロは11日午前5時の始発から駅を営業停止にしたうえで、糸くずが落ちていたホームの清掃作業を実施した。また、アスベストが飛散しないよう、空調吹き出し口を密閉する措置を施した。
運転再開と今後の対策
専門業者による環境測定で問題ないことを確認したとして、11日午後7時20分に運転を再開するなどした。東京メトロは、同種の設備について緊急点検を行うとともに、不具合が見つかった場合は速やかにアスベストを含まない部品に交換するとしている。



