青森県内で、シカやイノシシによる農業被害が5年間で約90倍に拡大していることが、読売新聞の連載企画「ニッポンクライシス」で報じられた。背景には、積雪の減少による野生動物の生息域の拡大があるとみられる。
被害額は5年で急拡大
同企画の記事によると、青森県の農業被害はこの5年で約90倍に達した。シカやイノシシが農作物を食い荒らす被害が特に深刻で、県内の広い範囲で確認されている。
積雪減少が生息域を拡大
要因として、地球温暖化の影響とみられる積雪の減少が挙げられる。雪が少なくなったことで、従来は冬を越せなかった地域までシカやイノシシが進出し、生息域が広がったとみられる。
このまま対策が進まなければ、被害はさらに拡大する恐れがある。関係機関は、防護柵の設置や捕獲などの対策を急ぐ必要に迫られている。



