妻に暴行を加えて死亡させ、遺体を遺棄したとして、傷害致死や死体遺棄などの罪に問われた被告(36)の裁判員裁判の初公判が19日午前、大阪地裁で始まった。妻の遺体は見つかっておらず、弁護側は傷害致死罪については公訴棄却、死体遺棄罪は無罪を主張した。被告は発言しなかった。
起訴内容と弁護側の主張
起訴状によると、被告は2024年5月26日頃、大阪市中央区の当時の自宅で、妻(当時52歳)に暴行を加えて死亡させ、6月5日頃、知人の男(死亡)と共謀して遺体を車で運搬し、遺棄したとされる。
弁護側は、遺体が発見されていないことを根拠に、傷害致死罪については公訴棄却を求め、死体遺棄罪については無罪を主張した。
検察側の冒頭陳述
検察側は冒頭陳述で、被告と知人の男が大きなバッグを車に積み込む様子が防犯カメラに映っていたと指摘。男が周囲に「遺体を燃やしながら解体し、ダムに捨てた」と話していたとも説明した。
現場検証の結果、自宅に妻の血痕が残っていたほか、岡山県内の男の自宅から焼かれた人骨が見つかったとしている。



