宮城事件鎮圧の田中静壱大将の軍服、銃弾の痕残す 姫路駐屯地で保管
宮城事件鎮圧の田中静壱大将の軍服、銃弾の痕残す

玉音放送の原盤を奪って終戦を阻止しようとした陸軍将校らが皇居を占拠した「宮城事件」を鎮圧した陸軍大将の田中静壱(たつの市出身)が、自決時に着用していた軍服が陸上自衛隊姫路駐屯地(姫路市峰南町)の資料館に保管されている。軍服の胸部分には銃弾が貫いた痕が残り、壮絶な最期だったことがうかがえる。

宮城事件を鎮圧、遺書を残し自決

田中は1945年8月24日、「将兵一同に代わり、陛下におわびする」と遺書に記し、拳銃で胸を撃ち抜いて自決した。57歳だった。

親族への取材、書簡の大半が行方不明

連載「つなぐ戦後81年」の取材で、田中の在りし日の姿を描きたいと多くの関係者を訪ね、ゆかりの人や品々を探し求めたが、親族で話を聞けたのは3人だけ。筆まめで知られた田中の書簡も大半の行方がわからなくなっていた。

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資料館で見学可能、事前申し込みが必要

資料館は、1~2か月間の日程調整が必要だが、事前に申し込みをすれば見学できる。問い合わせは姫路駐屯地(079・222・4001)。

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