睡眠時無呼吸症候群の治療中ドライバー2人摘発、交通事故リスクは飲酒運転と同等
SAS治療中ドライバー2人摘発、事故リスクは飲酒運転と同等

警視庁は8月、睡眠時無呼吸症候群(SAS)の治療中に交通事故を起こした運転手2人を相次いで摘発した。1人は借金苦で治療費用を渋り、事故の半年前に通院を勝手に中断。もう1人も事故の前日、専用の医療器具の着用を怠っていた。

SASの事故リスクは飲酒運転と同等

SASによる交通事故のリスクは飲酒運転と同等とされる中、同庁は危険性が軽視されていると警戒する。そもそも症状を自覚していないケースもあるとみられ、専門家はセルフチェックの必要性も訴えている。

200万円の借金で治療中断

4月3日早朝、配送業の男(34)=中野区=は、大田区羽田の倉庫で軽ワゴン車に食料品などを積み込み、武蔵野市内の店舗に向かった。午前6時20分ごろ、世田谷区内の交差点直前で記憶が途絶えた。「ドン」という衝撃で目を覚ますと、ボンネットに男性(78)が乗り上げ、飛ばされていった。

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警視庁は自動車運転処罰法違反(過失運転致傷)の疑いで男を現行犯逮捕。はねられた男性は搬送先の病院で死亡が確認された。男は「ぼーっと運転していた。事故の記憶がない」などと供述。赤信号の交差点に進入し、横断歩道を歩いていた男性をはねたとみられる。

事故前日にCPAP未着用

もう1人の運転手も事故前日、専用の医療器具(CPAP)の着用を怠っていた。同庁は、SAS治療中のドライバーが治療を怠ることで事故を起こす危険性が高いとして、注意を呼びかけている。

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