ドナルド・トランプ米大統領は1日、イスラエルのテルアビブ行き旅客機で副操縦士が機長を襲ったとされる事件について、イランが関与していた可能性が高いとの見方を示し、事実であれば「非常に厳しい打撃を受けるだろう」と警告した。
事件の概要
アラブ首長国連邦(UAE)のドバイを離陸したフライドバイ機が先月30日、サウジアラビアの空港に緊急着陸した。副操縦士が機長を刺したが、機長と乗客らが副操縦士を取り押さえたという。乗客は全員無事だった。
フライドバイは、同乗していた別の同社乗務員が進路を変更し、安全に着陸させたと述べた。
トランプ氏の発言
トランプ氏はホワイトハウスで記者団から、今回の事件についてイランが関与しているかと問われ、「私が聞いている限りでは、答えは『イエス』だと思う。今調べているところだ」と述べた。
イランに責任があった場合、米国が報復するかとの質問には、「彼らは非常に厳しい打撃を受けるだろう。心配に及ばない」と答えた。
米国とイランの緊張
米国とイランの紛争は膠着状態にあるが、トランプ氏は1日に公開された米誌タイムのインタビューで、来月の米中間選挙後にイランへの爆撃を再開する可能性を示唆した。
イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相は1日、FOXニュースの番組に出演し、副操縦士は「イスラム過激派の思想教育を受けていた」と主張した。UAEはテロとの関連を調査していると発表した。