トヨタ自動車は5日、静岡県裾野市で開発を進めている実験都市「ウーブン・シティ」の住民公募を始めた。25世帯程度を想定し、自動運転などの最先端技術を実際の暮らしで使ってもらい、生の声を新たな技術開発やまちづくりに生かす。
公募の条件と選考方法
応募条件は、県内の市町に住民票を置く18歳以上の人が代表者となること。2027年3月から2年間住むことが求められる。選考では、部屋の空き状況や参加する実証の内容など、複数の条件を考慮して進める。
現在の実証と住民の役割
ウーブン・シティでは現在、車、街のカメラ、人工知能(AI)が連動した安全技術などの実証が進むほか、通信教育「Z会」で知られる増進会ホールディングスによる教育サービスやUCCジャパンのカフェなどが稼働している。来春には、さらに多くの実証実験が展開される可能性がある。住民はこれらの先端的なサービスを実体験し、開発者に意見を届ける役割を担う。
街の現状と家賃
街は工場の跡地に建設されている。これまではトヨタや協力する企業などの従業員とその家族に限定して居住しており、4月の段階で約50世帯、100人ほどが暮らしている。最終的には2千人ほどが暮らすまちをめざす。
家賃の目安は1Rなどの1人用で月5万~10万円、2人用(1LDK)で10万~11万円、3人以上のファミリー向け(2LDK~3LDK)で16万~28万円。募集の締め切りは19日午後1時まで。詳細はウーブン・シティの住民募集サイトで確認できる。



