富山市長、国勢調査の人口水増し否定せず謝罪「絶対に許されるべきではない」
富山市長、人口水増し疑いで謝罪「絶対に許されるべきではない」

2025年国勢調査をめぐり、人口を水増しした疑いが発覚した富山市で、藤井裕久市長は29日午後、報道陣の取材に応じ、「絶対に許されるべきことではない」と述べて謝罪した。一方で、人口を多く見せる意図については否定し、「なぜかわからない」と述べた。

総務省が県警に告発、市職員の関与を指摘

総務省は統計法違反の疑いで、不正に関与した市職員を氏名不詳のまま富山県警に告発した。市によると、現地で国勢調査員が居住の実態を確認した人数を受け、市が2025年12月から今年1月にかけて行った集計作業に疑いが持たれているという。

総務省からは、複数の職員が関与している可能性を指摘された。市長は「組織的に間違ったことをしていた」と説明した。

捜査との兼ね合いで詳細明かさず

警察の捜査に関わるとして、関与した職員の所属などについては「回答を差し控える」と繰り返した。上司から部下への指示の有無についても「捜査の手に委ねる」と明らかにしなかった。

捜査と並行しての市の調査については、「疑義が生じる可能性がある」と実施を否定した。