「ソーラーアーク」解体へ 安八のシンボル、惜しむ声 ドクターイエローと最後の共演
ソーラーアーク解体へ 安八のシンボル惜しむ声 ドクターイエローと最後の共演

岐阜県安八町の旧太陽光発電施設「ソーラーアーク」が解体されることになった。2001年の建設から25年。新幹線の車窓からも目を引いてきたランドマーク的な存在がなくなることに、市民や写真愛好家からは惜しむ声が上がっている。

「箱舟」の外観、25年間親しまれる

ソーラーアークは、三洋電機が岐阜事業所敷地内に建設した。箱舟をイメージした外観(全長315メートル、高さ約37メートル)で、約5000枚の太陽光パネルが設置され、半導体などを生産する同事業所に電力を供給してきた。

しかし、2022年に発電を終了し、同事業所も閉鎖。跡地を手に入れた大阪の不動産会社が他社へ売却するため、ソーラーアークを取り壊すことになった。

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愛好家らが最後の姿をカメラに収める

ソーラーアークが一望できる同町の長良川右岸堤防には、市民のほか、鉄道や写真の愛好家たちが集まり、名残を惜しみながら新幹線とのツーショットをカメラに収めていた。

取り壊しを知った北海道の40歳代の男性会社員は、バイクで同町を訪れ、バイクと一緒に写真を撮り、「取り壊しの前に何とか、間に合った」とホッとした表情を見せていた。

ドクターイエローとの共演、そして写真展へ

来年1月に引退する新幹線の検査用車両「ドクターイエロー」との共演となった26日には、東京から駆け付けた30歳代の男性会社員が「もう二度と見られない風景だ」とシャッターを切っていた。

町では今後、ソーラーアークの歴史や町民とのかかわりなどを振り返る写真展を開催する予定だ。

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