海上自衛官を志し、佐世保市崎辺町の海自佐世保教育隊で学んできた学生の修業式が27日、同市の多目的ホール「アルカスSASEBO」で開かれた。
425人が課程を修了
式に臨んだのは、一般海曹候補生、練習員の各課程を終えた計425人。4月から約5か月間、集団生活をしながら、艦艇や潜水艦での実習のほか、小火器射撃、水泳、短艇など、海上自衛官の基礎を学んだ。
初の外部施設での開催
修業式は教育隊の体育館で行われてきたが、熱中症対策で空調のきいた部外の施設で初めて実施。保護者ら約1200人が見守る中、服務の宣誓を行い、隊歌を斉唱した。
新たな一歩を踏み出す学生たち
熊本県人吉市出身で、護衛艦「ちょうかい」に配属される小川愛香さん(18)は、熊本地震で実家の断水が続いた。大勢の自衛官が被災地で活動していることに「地元に行ってくれてありがたい」と言い、「どんな状況になっても強い心で立ち向かえる自衛官になりたい」と涙を浮かべて誓った。
大村市出身の一瀬辰則さん(22)は神奈川県警の警察官から転身。「周りから頼られるようになりたい」と語り、この日のうちに航空機のエンジン整備を担う沖縄の部隊へ旅立った。



