11月の米中間選挙を前に、中西部ミシガン州で4日、各党の候補を選ぶ予備選が行われた。上院選の民主党候補には、イスラエルへの無条件の軍事支援に反対し、公的医療保険の導入などを訴えるアブドゥル・エルサイード氏(41)が選ばれることが確実になった。党主流派が支援した穏健派の現職下院議員を破った。AP通信が報じた。
激戦州で左派が指名獲得
今年の予備選では、急進的な左派候補が民主党の強固な地盤で勝利を重ねてきた。前回大統領選でトランプ大統領が勝利した激戦州での指名獲得は、左派の訴えが党の牙城を越えて広がっていることを示した。米メディアは今回の予備選を「民主党にとって最も重要な選挙」(ウォールストリート・ジャーナル)と位置づけ、結果を注視していた。
AP通信によると、開票率99%の時点でエルサイード氏の得票率は48.5%。穏健派の現職下院議員ヘイリー・スティーブンス氏(43)を1ポイント上回った。
左派代表格が支援
エルサイード氏には左派の代表格が支援に回っており、その勢いが今回の勝利につながったとみられる。民主党の分裂を象徴する結果となり、今後の本選挙戦に影響を与えそうだ。



