広島、被爆81年「原爆の日」 過去最多123カ国・地域が参列へ
広島、被爆81年「原爆の日」 最多123カ国・地域が参列

広島は6日、米軍による原爆投下から81年となる「原爆の日」を迎える。平和記念式典が広島市中区の平和記念公園で午前8時から開かれ、過去最多となる123カ国・地域の代表らが参列する見通しだ。

5日夜には、原爆ドーム前を流れる元安川で、平和への祈りを込めたかがり火がともされた。

核廃絶に逆行する国際情勢

ロシアによるウクライナ侵攻や米国・イスラエルによるイラン攻撃が続くなか、今年4~5月の核不拡散条約(NPT)再検討会議は成果文書を採択できず、3回連続の決裂となった。

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松井一実市長は、核廃絶に逆行する国際情勢を踏まえ、平和宣言で「国際法をないがしろにする大国の横暴な振る舞いが繰り返されている」と危機感を示し、日本政府に対しては非核三原則を堅持することを前提に、日本国憲法が掲げる理想を自覚するよう求める。

首相の式典出席

就任後初めて原爆の日の式典に出席する高市早苗首相は、被爆者の遺品などを展示する平和記念資料館を視察する。

市によると、歴代首相の式典出席が定着した1994年以降、2007年の第1次安倍政権当時の安倍晋三首相を除き、就任1年目で式典に参列した首相は全員が資料館を訪れている。

原爆死没者名簿の奉納

式典では、この1年間に死亡が確認された被爆者4393人を加えた原爆死没者名簿が奉納される。死没者数は計35万3639人となる。

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