株主が提訴請求書を送付へ
モーター大手「ニデック」(京都市)の不正会計問題で、株主の一人が同社に対し、創業者の永守重信氏(81)ら現・旧役員9人に計50億円の損害賠償請求訴訟を起こすよう求める提訴請求書を近く送付する。株主の代理人弁護士が明らかにした。
会社法に基づく手続きで、同社が請求書を受け取ってから60日以内に提訴しなければ、株主は同社に代わり賠償を求める株主代表訴訟を起こす方針。
請求の対象と背景
株主は兵庫県内の60歳代男性。提訴請求書によると、9人には永守氏のほか、現社長の岸田光哉氏(66)らが含まれる。会社の信用毀損に伴う損害や第三者委員会の設置費用などを賠償対象とする。
同社が設置した第三者委員会が4月に公表した報告書によると、同社は業績を良く見せるため、グループ全体の固定資産の減損処理を意図的に回避するなどの不正会計を行った。最終利益へのマイナス影響は累計1607億円に上った。
(読売新聞 2026/07/31)



