町内会費の集金で気まずい思い、半数以上が地域行事に不参加
町内会費の集金で気まずい思い、半数以上が地域行事に不参加

マイナビニュース会員300人を対象に2026年7月24日実施したアンケートで、町内会費を巡る気まずい体験や負担が浮き彫りになった。集金する側もされる側もそれぞれに苦労がある一方、肯定的な意見も見られた。

町内会費で気まずかったこと・困ったこと

「町内会費について、困ったことや気まずかったことがあれば教えてください。」という記述式の質問に対し、さまざまな立場からのエピソードが寄せられた。町内会費の制度自体に疑問を感じる声として、ゴミ捨て場の利用可否やマンション管理費への組み込み、金額の差や祭りへの参加有無による不公平感などが挙がった。

具体的には、「土地を所有しているだけで、住んでいなくても支払いをお願いされた」「町内会費を払わないとゴミが捨てられない」「家によって金額が違うので不公平感がある」といった声があった。また、「強制加入ではなく、任意加入だという説明が全くなかった」という指摘もあった。

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地域行事への参加、半数以上が不参加

現在までに町内会費を支払ったことがある人に「今年、町内会の集まりや夏祭りなどの地域行事に参加する予定はありますか?」と尋ねたところ、「参加する予定はない」と回答した人が52.3%と半数以上を占めた。「参加する予定がある」と回答した人は29.6%だった。支払っていても地域行事には距離を感じている人が多いことがうかがえる。

集金方法への戸惑いと役員の負担

支払い自体ではなく、集金方法に気まずさを感じる声もあった。「現金のみ」の集金に困ったという意見や、「お釣りがなくて、また来てもらうことになった」「留守がちなので何度も集金に来てもらうのが気まずい」といった体験が寄せられた。一方、役員の持ち回りや地域との付き合い方に負担を感じる人も多く、「持ち回りで役員就任を強制されるのは苦痛」「高齢者世帯が増えて役員の選考に苦慮しています」といった声があった。

集金する側の苦労も目立つ。「よく知らない人の家へ集金に行くのが気まずい」「引っ越したばかりの時に、すぐに町内会費を集める仕事をさせられたが、顔を覚えられていないので詐欺師のような扱いを受けた」といった体験談のほか、「町内会費半年分1万2000円を月当番が集金することになっています。留守の家があると朝昼晩何回もまわらなければならず時間の無駄になるのと、期限まで集金出来なかったら立て替えるので大変です」という声もあった。

肯定的な意見も

一方で、不満ばかりではない。「価格も安く役員の方々は地道に頑張っておられるので特に不満はありません」「賃貸マンションの家賃と一緒に大家さんに振り込んでいるので、特に困ったことなどはない」といった前向きな意見も見られた。

立場が変わればそれぞれに事情や戸惑いがある。引っ越しの際に町内会費の仕組みを事前に知っておくことや、集金方法や声のかけ方に少し工夫があれば、お互いに気持ちよくやり取りできる場面が増えるかもしれない。

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