室蘭市議が入札情報聞き出し問題、音声データ提示で議員から厳しい意見相次ぐ
室蘭市議入札情報問題、音声提示で厳しい意見相次ぐ

室蘭市の羽立秀光市議(87)が市職員から入札情報を聞き出そうとしたとされる問題で、市議会は16日、議会運営委員会を開き、羽立市議の説明の機会を設けたが、本人は欠席した。委員会では、市職員が録音したやりとりの音声データが各会派の代表者に提示され、聞いた議員からは厳しい意見が相次いだ。

羽立市議、現職最多の当選12回

羽立市議は現職市議の中で最多となる当選12回を数えるベテラン議員。市によると、2025年7月から2026年7月にかけて執行された計3件の入札について、関係職員らを呼び出すなどして、予定価格や他の入札参加者などの情報を聞き出そうとしたという。

この日の委員会では、そのうち1件の入札に関する音声データが示された。録音内容は、羽立市議が職員に特定の情報を執拗に尋ねる様子を捉えているとみられる。

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委員会で厳しい意見、辞職勧告決議も視野

音声を聞いた各会派の代表者からは、「議員辞職勧告決議まで考えた対応を」「厳正な処分の検討を」など、羽立市議の行為を問題視する意見が相次いだ。一方で、「本人に事実確認と弁明の機会を設けるべきだ」との声も上がり、手続きの公平性を求める意見も出た。

羽立市議が所属する会派の代表者は「慎重に判断したい」と述べ、この日の委員会では結論を見送った。今後の対応は、さらなる審議を経て決定される見通し。

市議会の対応、今後の行方

今回の問題は、市の入札制度の公正さを揺るがしかねない重大な案件として、市民の関心も高い。市議会は、羽立市議からの事情聴取を改めて試みるとともに、倫理規程に基づく処分の可否を検討する。一部の議員からは、警察への告発も視野に入れるべきだとの声も出ている。

室蘭市は、今回の事態を重く見て、再発防止策の徹底を図る方針。今後の議会運営委員会の動きが注目される。

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