米西部ニューメキシコ州の裁判所は21日、フェイスブックの個人情報保護をめぐって利用者を欺いたとして、運営元のメタに250億ドル(約4兆円)の罰金の支払いを命じた。同社に対する罰金として過去最大となる。メタは判決を不服として控訴する方針だ。
発端は2016年の大統領選でのデータ不正取得
争われていたのは、トランプ氏が初当選した2016年の大統領選で、英コンサルティング会社の「ケンブリッジ・アナリティカ」がフェイスブックの利用者最大8700万人分のデータを本人の同意なく不正に取得していた問題だ。
個人の関心に応じた政治広告を送り分けて投票行動を操作しようとしていたことが18年に発覚。フェイスブックのデータ管理や組織風土が批判されることとなり、米連邦取引委員会(FTC)が制裁金を科した。
州による訴訟と今後の見通し
ニューメキシコ州は21年に訴訟を起こしていた。今回の判決を受け、メタは控訴する方針を示している。