戦後81年を迎え、県戦没者追悼式が27日、水戸市千波町のザ・ヒロサワ・シティ会館で行われた。遺族ら815人が出席し、戦争犠牲者の冥福と平和を祈った。
遺族代表が追悼の辞
遺族代表を務めた丸山昇一さん(85)は、父・新清さんが自身の生後まもない1941年にパプアニューギニア・ブーゲンビル島へ出征し、現地で終戦を迎えたもののマラリアに感染し、1946年1月に32歳で亡くなった経緯を紹介。追悼の辞で「今なお世界各地で紛争が絶えず、尊い命が失われ続けている。戦争の犠牲者を二度と出さぬよう、凄惨極まりない戦争の記憶を風化させてはならない」と述べた。
遺族会の高齢化と継承への課題
丸山さんは式後、「遺族会の高齢化が進み、慰霊碑の維持管理が困難になってきた。語り部と合わせて、若い世代に引き継いでいきたい」と話した。
県によると、県内の戦没者は5万8102人。参列した遺族の中で最高齢は、筑西市の植木正明さん(93)だった。



