毛沢東の「大躍進政策」で1700万人超が死亡…鋼鉄への固執が招いた悲劇
毛沢東の鋼鉄固執で1700万人超死亡の悲劇

毛沢東は1950年代の終わり、鋼鉄の増産に執着するあまり、国民に「土法炉」の建設を命じた。調理用の鍋や農具まで溶かして鋼鉄を作らせた結果、中国は史上最悪の飢饉に襲われ、控えめに見積もっても1700万人から3000万人が命を落としたとされる。

「鉄は国家なり」の執着

鋼鉄は単なる物質ではなく、人類が何千年にもわたって使ってきた基本的な素材だ。武器や防具を作る支配者は、同時に工場を建設し、機械類やタービンを作り出す。これにより、発電や化学肥料の大量生産を可能にするハーバー・ボッシュ法のような高圧化学反応が起こせ、道路や飛行場、鉄道の建設も可能になる。

2018年、当時のドナルド・トランプ大統領は鋼鉄に輸入関税を課すと発表し、「鋼鉄がなくなれば、国が消えるのだ!」とツイートした。経済学者は、国がどこかから安く買えるならそれが道理だと指摘するが、鋼鉄を特別扱いする政治家はトランプ氏だけではない。ほぼすべてのアメリカ大統領と、共和党・民主党が特別な制裁措置でこの産業を保護してきた。

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毛沢東の悲劇的結末

遠く離れた国の過去にさかのぼると、中国の毛沢東は鋼鉄にあまりに執着し、1950年代の終わりには製造増加が国の悲劇的結末に向けて舵を切る原因となった。

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