東京都中野区の商業施設「中野ブロードウェイ」の時計店で2人組の男に高級腕時計が盗まれた事件で、うち1人が犯行の約15分前に現場周辺で電動キックボードを借りていたことが26日、捜査関係者への取材で分かった。現場へ向かう手段としてだけでなく、逃走にも使われたとみられ、警視庁は窃盗事件として、逃げた2人の行方を追っている。
犯行はわずか10秒、時計4本を奪い逃走
事件は26日午前11時50分ごろに発生した。2人は店のショーケースをハンマーで割って、高級腕時計4本(販売価格計約2億円)を盗み、1人は電動キックボードで、もう1人は走って逃走した。犯行時間はわずか10秒ほどだった。
追跡逃れるため遊歩道で服やボードを遺棄
捜査関係者によると、電動キックボードはJR中野駅周辺で借りられたものだったという。2人は別々の方向に逃げたが、その後、現場近くの遊歩道で合流していたことも捜査関係者への取材で判明した。2人は遊歩道で帽子や上着、電動キックボードを捨て、中野駅方向に逃走していた。警視庁の追跡捜査を免れようとしていたとみられる。



