北九州市議会議長、在籍劇団のチケット職員販売を認め「配慮足りなかった」
北九州市議会議長、劇団チケット職員販売を認め陳謝

北九州市議による職員への不当要求に関する調査結果を巡り、中村義雄議長(62)が22日、報道陣の取材に応じ、在籍するアマチュア劇団の公演チケットを職員に販売していたことを明らかにし、「配慮が足りなかった。今後はやめた方がいいと思う」と述べた。

約10年前から年2回、チケット販売

中村氏は6期目で、自民党・無所属の会に所属。公演は年2回開催し、約10年前から1公演につき3000円のチケットを60~70枚程度売っていたという。中村氏は「ほとんどが市の共催で、(職員は)一定程度応援していいのではという位置づけだった。来たい人が買ってくれていると思っていた」と釈明した。

市のアンケートで実態判明

市は、課長級以上の幹部職員を対象に市議からの不当要求に関するアンケートを匿名形式で実施し、21日に結果を公表した。演劇のチケット購入については、「依頼され、部課長会で購入し、局内の希望者に配布した」「会費で買ったが、誰も行かないので、仕方なく鑑賞した」などの回答があった。中村氏は「部課長会の存在を知らなかった」と語った。

市人事課によると、部課長会は局ごとに有志で構成する任意団体。市は有識者によるアンケートの検証を踏まえ、対応を検討する。