神奈川県教育委員会は12日、県立高校の男性教諭4人を懲戒処分にしたと発表した。生徒に性行為の動画を見せたり、生成AI(人工知能)で同僚の女性教諭の水着姿の画像を作成したりしたことなどが理由。
性行為動画を見せた教諭は免職
横浜市の県立高の男性教諭(30代)は昨年12月から今年1月にかけて、校内で顧問を務める部活の女子生徒2人に性行為の動画を見せ、「やる」「する」と不適切な発言をしたという。県の聞き取りに対し「生徒同士の性的な話題に参加してしまい、性的な発言をして映像を見せてしまった」と話しているという。この教諭は免職となった。
生成AIで水着画像を作成、停職6カ月
湘南地区の県立高の男性教諭(30代)は昨年12月、自身のスマホで学校用の個人グーグルアカウントに入り、生成AIで同僚の女性教諭の水着姿の画像を作成。削除せずに残していた。今年1月、男性教諭が学校の貸与パソコンを使った直後に男子生徒に貸した際、水着画像が表示された。男性教諭がアカウントからログアウトしていなかったためで、生徒は生成画像をスマホで撮影し、生徒7人に見せたという。
男性教諭は「生成AIに技術的な興味を持ち、性的な内容について、どんな指示で画像を作成する、しないの限度を調べようと思った」などと話しているという。この教諭は停職6カ月となった。
校長も戒告処分、ほかにも停職処分
上司の60代の男性校長は、被害を受けた女性教諭と面談した際に「加工だから」と発言したことが不適切とされ、戒告処分となった。
横浜市の県立高校の男性総括教諭(40代)は、教え子だった女子大生(20代)と外出した際、自家用車内で膝の上に座らせるなどしたとして停職6カ月となった。いずれも依願退職はしていない。



