東京都内の求人サイト運営会社で、不正アクセスを受けて流出した個人情報が、匿名性の高いウェブ空間「ダークウェブ」上で売られていたことがわかった。同社が取材に明らかにした。
個人情報の流出は8月上旬、サイバーパトロールをしていた警視庁からの情報提供で発覚した。「ダークウェブ上に情報が載っているようだ」という内容だったという。
サンプル情報として6人分が掲載
同社が確認したところ、ダークウェブ上では「サンプル情報」として少なくとも6人分の氏名、生年月日、電話番号、住所といった個人情報が掲載されていた。求人サイトに登録されていた会員情報と一致したことから、外部の専門調査会社に依頼して調査を実施したという。
その結果、今年4月ごろに第三者による不正アクセスがあった可能性が判明。サイトの運営に用いられているシステムの設定に脆弱性があったという。
売買価格は7千ドル、不正利用は確認されず
ダークウェブに載っていた会員以外に、どのくらいの規模の会員情報が流出したかはわかっていない。現在のところ、不正利用などは確認されていない、と同社は説明している。
ダークウェブ上では会員情報が7千ドル(約110万円相当)で売られていたが、応じていないという。