『コミックシーモア』サービス再開に向け関係機関と調整中 第4報で現状説明
『コミックシーモア』再開へ関係機関と調整中 第4報で現状説明

電子コミックサイト『コミックシーモア』は10月21日、サービス再開に向け関係機関と調整中であると発表した。第三者による不正アクセスで一部顧客の会員情報が流出したことを受け、15日からサービスを一時停止している。

第4報で明らかになった現在の状況

今回の報告では、不正アクセスの侵入経路および攻撃手法の特定と遮断対応が完了したと説明。「安全性の確保およびサービス再開に向けた準備を実施しております」とし、再開時期については「現在関係機関との調整を進めており、確定次第速やかにお知らせいたします」と伝えた。

これまでの経緯として、15日午前11時35分にサービスを停止し、16日に会員情報を管理するシステムへの不正アクセスと情報流出を確認。18日の第3報では、原因の特定と防止措置の実施が報告されていたが、正確な再開日時を伝えるのが困難な状況とされていた。

流出した情報と影響範囲

影響範囲については、会員データベース上の登録情報で319件の流出が確認された。対象項目はメールアドレス、ハッシュ化されたパスワード、ニックネーム、生年月日、性別。また、システムログファイル上の情報として、最大約420万件(同一顧客の重複を含む可能性)のメールアドレス、ニックネーム、生年月日、性別が流出した可能性がある。パスワードは含まれていないという。

一方、クレジットカード情報は対象システムでは保有しておらず、流出していない。購入履歴の流出やMY本棚の流出・消失・欠損も確認されていない。

サービス再開と顧客への対応

サービス再開に向けては、購入済み作品のWEB閲覧機能と読み放題サービスの閲覧機能を最優先で再開する方針。その他の購入機能や決済手段は安全性が確認された時点で順次再開する。

読み放題サービスや月額課金メニュー利用者については、停止期間中の自動引き落としは基本的にないとし、一部の決済手段の利用者には個別対応する。有効期限を迎えたポイントは再付与などを検討している。

また、流出情報の悪用による二次被害を防ぐため、他社サービスでのパスワード変更や、不審なメール・フィッシングサイトへの注意を呼びかけている。サービス再開時には全利用者にパスワードの再設定を求める予定だ。