政務活動費12万円を不正に受給したとして詐欺容疑などで書類送検された盛岡市の山崎智樹市議(46)が24日、市議会全員協議会に出席し、「甘く考えてしまった。深く反省している」と陳謝した。議員辞職は否定した。
議長が「市民の信頼を著しく損なう恐れ」と指摘
会議の冒頭、桜裕子議長は「議会の名誉と品位に重大な影響を及ぼし、市民の信頼を著しく損なう恐れがある」と述べ、政治的責任を明確にするよう求めた。
山崎市議は、2023年度の収支報告書に実際の支出とは異なる内容を記載し、12万円分の領収証を添えて提出したことを認めた。
返還申し出も市は対応検討中
山崎市議は5月末に市議会事務局へ収支報告書の訂正と12万円の返還について相談し、8月6日に市側へ改めて返還を申し出たと説明。市は受け取っておらず、対応を検討中という。
自身の進退については、再発防止に取り組みながら議員活動を続ける意向を示した。説明後、議員からの質疑は非公開で行われ、会議終了後に報道陣の取材に応じた山崎市議は、不正に至った経緯について「捜査に関連する」として詳しい説明を避けた。
再発防止策の策定に向けては、「協力してもらう方や相談する方を明確にしていく」と語った。



