いわきアンダーパス冠水事故から1週間、市が安全対策検討へ
いわきアンダーパス冠水事故1週間、市が安全対策検討へ

福島県いわき市のアンダーパスが大雨で冠水し、水没した車に閉じ込められた女性が死亡した事故から14日で1週間が経過した。市は、事前の想定や排水ポンプの排水能力を上回る非常に激しい雨により短時間で冠水が進んだとの見方を示し、同様の事故を防ぐための安全対策の検討に着手した。「想定外」を防ぐ手立ての模索が続いている。

約90分で水位が急上昇

現場のアンダーパスは全長30メートル、幅10メートル、高さ5メートル。市によると、7日午前7時28分に高さ15センチ、5分後に30センチに設置されている浸水センサーが作動。女性を救助した午前9時頃には天井にまで水が迫っていた。約1時間半で5メートル近く水位が上がったとみられる。

当時、毎分最大4.92トンと1.38トンを排水できる2台のポンプは正常に稼働していたが、排水先の矢田川も増水していた。川とアンダーパスをつなぐ排水口が水中に沈み、逆流を防ぐため排水口の水門を完全に開けられなかったという。

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周辺からの流入水も要因か

近くの駐車場などからも大量の水がアンダーパスへ流れ込んだ。救助を指揮した消防司令補は「このアンダーパスであそこまで水位が上がるとは想定できなかった」と明かす。水位の急激な上昇との関連について、市は専門家を交えて検証する方針だ。

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