水俣病や水銀問題に関する理解を若い世代に深めてもらおうと、国内外の若手研究者らが集う「水俣国際ユースダイアローグ」が24~26日、熊本県水俣市で開かれた。
環境省のアクションプラン策定の一環で初企画
2025年にスイスで開かれた「水銀に関する水俣条約」の締約国会議を受け、環境省は子どもや若者にも同条約に主体的に関わることを促す「子ども・ユース参画アクションプラン」の作成を進め、今年度中に取りまとめる方針。その一環で、ユースダイアローグを初めて企画した。
水俣高校生らが研究成果を発表
水銀や水俣文学の研究者ら13人と水俣高校の生徒らが参加。25日は市公民館でのイベントで、水俣高の生徒が水銀に関する学習成果を発表した。パプアニューギニアからの参加者は、化粧品に含まれる水銀の危険性について「成分を理解しないまま水銀に曝露する可能性がある」と述べた。
発表した水俣高2年の生徒(16)は「水俣病の差別は減ってきたかもしれないが、世界ではまだ同じような問題が起きている」と話した。