大阪府豊中市は10日、市内の認可保育所で昨年7月、つかまり立ちをしていた当時生後9か月の男児が転倒し、一時意識不明になる事故があったと発表した。男児には今も障害が残っているという。
検証委が「不適切」と指摘
有識者でつくる市の検証委員会の報告書が公表され、当時の保育状況について「不適切だった」と指摘した。
報告書によると、男児は昨年7月3日午後、保育室での昼寝から早く目を覚ましたため、廊下の保育スペースで、ベビーフェンスでつかまり立ちをしていた。廊下には他にも8人の園児がいた。保育士が、泣き出した他の園児に対応するため目を離した際、男児は転倒した。
リスク管理の不備が事故につながる
報告書は、男児が、マットを敷いていたフローリングの床に頭を打ちつけたと推察されると指摘。保育所側に法令違反はないものの、廊下での保育に対する不十分なリスク管理や、廊下で保育士1人が9人の園児に対応していたことが事故につながったとした。



