伊賀市長のパワハラ疑惑、百条委で職員が「発言は事実」と証言、市長は否定
伊賀市長パワハラ疑惑、百条委で職員証言、市長は否定

三重県伊賀市の稲森稔尚市長(42)による職員へのハラスメント疑惑を調べている市議会の調査特別委員会(百条委員会)は25日、パワーハラスメントにあたる発言があったと訴える職員と市長の証人尋問を実施した。職員は市長の発言について、指示に従えないなら処遇を考えるという内容だったと証言したが、稲森市長は「そのような発言は全くしていない」などと繰り返し否定した。

職員は「すべて事実です」と証言

職員(54)は、市議会議長あてに提出したハラスメント被害を訴える申立書について、「すべて事実です」と証言した。

申立書によると、職員が資産経営課長だった2024年12月26日午前8時40分ごろ、市役所内の自席で勤務中に、稲森市長から電話があった。市長は、民間業者と交わした「旧上野ふれあいプラザ」の売却契約を解除するよう改めて指示したが、その理由が、業者が問題のある担当社員を解雇していないから信用できないという内容だったため、職員は解除の「正当な理由にならないでしょう」と答えた。

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すると市長は「やらないなら、あなたの処遇も考えますよ」と言い、職員が「どういうことですか」と尋ねると、「もういいです。異動希望を書いてください」と言ったとされる。

市長は発言を全面的に否定

職員は委員の質問に答え、「はっきりと『処遇』と言った」と証言し、「今のご時世で(そんなことを)言われるんだと驚き、脅迫に近いと感じた」と述べた。

職員の尋問後に証言した稲森市長は、「処遇」や「異動希望」に関する発言の有無を繰り返し聞かれたが、「そのような発言は行っていません」などとすべて否定した。市長が業者との契約解除を指示した経緯などについては、記事の続きは有料会員限定となる。

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