広島原爆から81年、岐阜県内で追悼行事やパネル展
広島原爆から81年、岐阜県内で追悼やパネル展

広島に原爆が投下されてから81年となった6日、岐阜県内では犠牲者らの追悼行事や原爆の悲惨さを伝えるパネル展などが行われ、平和や核廃絶に向けた思いを新たにした。

北方町で「平和の鐘」を打ち鳴らし黙とう

北方町では、町民ら約40人が清流平和公園に設置された「平和の鐘」を打ち鳴らし、犠牲者を追悼した。原爆が投下された午前8時15分、鐘の近くに町民らが集まる中、戸部哲哉町長が鐘を打ち鳴らし、全員で黙とう。その後、一人ずつ撞き紐を引いて鐘を鳴らして平和を祈った。

町担当者の瀧澤康史さんは「戦後81年が経過し、戦争を知らない世代が増える中、過去に戦争や原爆が投下されたことを一人でも多くの世代に伝え、平和の大切さを実感してほしい」と話した。町は2011年に核兵器の廃絶と恒久平和を願い「非核平和都市宣言」をしている。

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この日、美濃加茂市でも原爆投下時刻の午前8時15分に市の防災行政無線で鐘が鳴る音が1分間流され、市民が犠牲者の冥福を祈り、黙とうをささげていた。

県図書館でパネル展、被爆の実物も展示

県図書館(岐阜市宇佐)では6日、原爆の被害を伝える資料を通じ、戦争の悲惨さを伝えるパネル展「ぎふ平和の祈り」が始まった。入場無料、15日まで。

パネル展は「ヒロシマ・ナガサキの原爆被害について」をテーマに、広島平和記念資料館から貸し出された被爆直後の町の写真や広島で被爆し、熱線で溶けた瓦の実物などを展示。県原爆被害者の会(岐朋会)がまとめた県内在住の被爆者6人へのインタビュー動画も流している。

パネル展の担当者は「古い話と思わず、81年前に起きた悲惨な戦争だということを知ってほしい」と話し、来場を呼びかけている。

また、岐阜市司町のみんなの森ぎふメディアコスモスで、戦争体験の漫画や挿絵、ポスターを並べた「子どもたちに伝える平和のための資料展2」(6~12日)、山県市役所で広島や長崎の被爆写真を展示する「原爆展2026」(6~18日)を開催している。

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