入場者数の低迷が続く浜松市動物園(浜松市中央区)は24日、動物福祉の推進や教育機能の充実などを柱とした「魅力向上ビジョン」の概要を固めた。同日、同園の再生を支援する浜松いわた信用金庫(同区)や有識者らでつくる協議会で原案がおおむね了承され、年内に正式決定する。
動物福祉では米欧と同水準の飼育施設整備を目指す
動物福祉については、動物たちが心身ともに健康で快適な状態で生きられる環境を確保するため、米欧の動物園と同水準の飼育施設整備を目指す。また、動物の特性や個性に応じて、飼育員が管理方法を改善・向上させることも掲げた。
教育面では来園者の行動変容を促す場に
教育面では、命への関心を高める機会や自然分野に関する専門知識の提供、学校が利用しやすい教育プログラムの開発などを通じて、来園者の行動変容を促す場となることを目指す。
同動物園は今年に入ってから、高低差のある園内を楽に移動できるカートを導入したり、空調を備えた休憩施設などを整備したりしており、今後は同ビジョンに基づいて再生への取り組みを加速させる。



