山本知事と前橋市の小川晶市長は26日、慢性的な渋滞が課題となっている同市の「本町2丁目五差路」周辺を視察した。県と市は今後、渋滞の原因となる国道50号と県道、市道が交わる五差路の複雑な形状解消に向け、国への働きかけを強めていく方針だ。
視察の内容と現状確認
知事と小川市長は、県の担当者から、県と市が五差路周辺を含む市中心部で進める開発計画「クリエイティブシティ構想」について説明を受けながら周辺を歩いた。
五差路は5本の道に横断歩道が2か所しかなく、JR前橋駅から市中心部に向かうには歩道橋を使う必要がある。歩道橋は老朽化も進んでおり、両氏はこうした現状も確認した。
構想の内容と今後の方針
歩行者と公共交通を中心にした空間作りを目指す同構想では、五差路を十字路交差点化し、五差路から県庁までの約1キロを車の進入を制限する「トランジットモール」とする計画だ。
知事は視察後、記者団に「前橋の新しい顔をつくるプロジェクトなので実現させたい」と意欲を示し、小川市長は「国と県と市がしっかり連携しないと実現できない。まずは県市が連携し、国にも協力を求めたい」と述べた。
視察は、小川市長が17日に知事へ手渡した来年度の県予算編成への施策要望書で、五差路の早期改良整備への連携強化などを求めたことで実現した。



