政府は7月28日、ストーカー加害者に衛星利用測位システム(GPS)端末を装着させて監視する制度の早期導入を促す緊急対策をまとめた。両者が接近した際に被害者へ通知する仕組みなどが想定されている。
制度の概要と今後の課題
具体的な制度づくりは今後進められるが、通知だけでなく、警察などの機関が接近を把握し、被害者保護の対応を取れるようにすることも検討されている。
ストーカー規制法の歴史と課題
ストーカー被害との闘いは長い歴史がある。平成11年10月に埼玉県桶川市で被害女性が殺害された事件を機に、翌年ストーカー規制法が施行された。しかし、規制対象外のメールやSNS、GPSを使ったストーカーが出現し、事件は絶えない。その都度、規制の網を広げる改正が行われてきたが、犯行形態の変化に法が追いつかない状況が続いている。



