岐阜県内の刑法犯認知、上半期6664件で4年連続増 特殊詐欺は過去最多ペース
岐阜県内の刑法犯認知、上半期6664件で4年連続増

岐阜県警が今年上半期(1~6月)の県内の犯罪情勢(暫定値)を発表した。刑法犯の認知件数は6664件(前年同期比10.8%増)で、4年連続の増加となった。特殊詐欺被害が過去最多のペースで増えていることに加え、空き家を対象とした侵入窃盗の増加が目立つ。

窃盗犯が最多、知能犯も大幅増

発表によると、刑法犯の認知件数の内訳は、窃盗犯が4390件(同11.6%増)と最も多く、次いで知能犯が894件(同26.3%増)、粗暴犯が443件(同5.5%増)だった。

知能犯の増加は、特殊詐欺が504件(同40.8%増)と大幅に増えたことが要因。被害総額も29億8319万円で、前年同期より約8億8600万円増えた。

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特殊詐欺の手口と対策

特殊詐欺の手口別では、SNSなどを通じてうその投資を持ちかける「SNS型投資詐欺」が139件、「架空料金請求詐欺」が128件、「ニセ警察詐欺」が82件だった。

県警では「投資への関心の高まりなどから、被害者の年代が幅広い」と分析。SNSの広告やメールをきっかけに投資詐欺被害に遭うケースが多発しているとして、自治体や金融機関との連携を強化し、被害防止を呼びかけている。

空き家や金属窃盗が増加

窃盗犯のうち、侵入窃盗や自動車盗などの重要窃盗犯は772件(同8.6%減)だった。一方、空き家を対象とした侵入窃盗は264件(同38.2%増)と大幅に増加。金属類を対象とした窃盗は262件(同71.2%増)、太陽光発電施設における金属ケーブル窃盗は99件(同175%増)と、いずれも前年同期を上回った。

県警によると、金属類の高騰が背景にあり、金属を含む家具などを空き家で狙う事例が増えているという。県警では、防犯カメラやセンサーライトの設置、空き家などへの施錠の徹底を求めている。

このほか、殺人や強盗、不同意性交等などの重要犯罪は100件(同25%増)で、検挙率は88%だった。

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