岐阜県と市町村の窓口に寄せられた2025年度の消費生活相談は1万4574件で、前年度比11.2%増となり、4年連続の増加を記録した。過去10年では最多となる。
相談内容の内訳
商品分類別では、「商品一般」が1690件(同16.5%増)で最も多く、迷惑メールや不審な電話、覚えのない荷物、架空請求などが含まれる。次いで「保健衛生品」(化粧品含む)、「金融・保険サービス」が続く。
若者(15~29歳)からの相談は1340件(同24.7%増)。20歳未満では「インターネットゲーム」、20歳代では「エステティックサービス」がそれぞれ最多だった。
高齢者と点検商法
高齢者(65歳以上)の相談は4226件(同9.0%増)。「商品一般」のほか、「他の健康食品」や「化粧クリーム」に関する相談が多かった。
点検を装って不要な契約を結ばせる「点検商法」の相談は、前年度の77件から128件へ急増。ガスや給湯器、太陽光パネル、屋根の修理工事に関するトラブルが目立つ。
平均契約金額と相談窓口
相談1件当たりの平均契約購入金額は94万8000円(同9万9000円増)、実際に支払った平均既支払金額は62万1000円(同13万2000円増)で、ともに過去5年で最高額となった。
県は、困った時は消費者ホットライン「188(いやや!)」に電話するなどし、一人で悩まず相談するよう呼びかけている。