岐阜の児童虐待対応、最多3055件 心理的虐待が54.9%
岐阜の児童虐待対応、最多3055件 心理的虐待が54.9%

岐阜県内5カ所の「県子ども相談センター」(児童相談所)による2025年度の児童虐待の相談対応件数が3055件(前年度比2.4%増)と過去最多を更新したことがわかった。

虐待を受けた児童の年齢は6~9歳未満が20.6%と最多。県は「関係機関との連携や啓発により、児童虐待への認識が高まっている。児童本人が声を上げるのは難しいこともあるので、周囲の人はためらいなく相談してほしい」と呼びかけている。

相談種別と虐待者の内訳

相談種別で最も多かったのは「心理的虐待」の1677件で、全体の54.9%を占めた。次いで「身体的虐待」961件(31.5%)、「保護の怠慢・拒否(ネグレクト)」367件(12.0%)、「性的虐待」50件(1.6%)だった。

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主な虐待者は、実母が44.5%と、実父の43.5%を上回った。次いで実父以外の父6.7%、実母以外の母0.6%など。

相談経路と対応

相談の主な経路は「警察等」が1001件(32.8%)と最多で、続いて「学校等」645件(21.1%)、「市町村」490件(16.0%)、「家族・親戚等」309件(10.1%)となった。

相談への対応としては「面接指導」が2832件と全体の92.2%を占めた。「施設入所」は54件、「里親委託」は9件だった。一時保護は267件で、1件あたりの平均保護日数は29.5日だった。

児童養護施設などへ入所している児童に対する虐待の通告件数は4件あり、うち1件で虐待の事実が認められた。加害者の職種は「施設職員等」だった。

児童虐待に関する相談や通告は、通話無料の専用ダイヤル(189=いちはやく)で24時間、365日受け付けている。

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