福岡市教委、教諭採用試験で関数電卓使用禁止の誤指示 全問正解扱いに
福岡市教委、教諭採用試験で関数電卓誤指示 全問正解

福岡市教育委員会は16日、12日に実施した市立高校教諭(工業)の採用試験において、受験者1人に対し本来許可されていた関数電卓の使用を禁じる誤った指示があったと発表した。市教委によると、問題冊子には関数電卓の使用を認める記載があったが、試験運営本部が試験監督員に対して誤った説明を行い、受験者が関数電卓を使用できない事態が発生した。

誤指示の経緯と影響

市教委の説明によれば、試験問題冊子の表紙などには「関数電卓使用可」と明記されていた。しかし、運営本部が試験監督員に対して「関数電卓は使用不可」と誤って伝達。その結果、監督員が受験者に対して使用をやめるよう指示した。この誤りは試験終了後に発覚した。

対象となったのは工業科教諭を志望する受験者1人。関数電卓の使用が必要であった問題については、すべて正解として採点する方針が決まった。市教委は「受験者に不利益が生じないよう対応する」としている。

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再発防止策

市教委は再発防止に向け、試験監督員への事前説明の徹底や、問題冊子の記載と運営指示の整合性を確認する体制を強化する方針。今回の事案は、試験運営のミスが受験者の公平性を損なう可能性があることを示しており、今後の採用試験の信頼性向上が求められる。

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